【決定版!】GORE-TEXとFUTURE LIGHTの違いは?オススメはどちらか?気になることを解説します!

OUTDOOR

元アウトドア用品販売スタッフのANDYです。

今回は皆さんが一度は見たことのあるノースフェイスの防水透湿素材「FUTURE LIGHT(フューチャーライト)」と一度は聞いたことがあるであろう「GORE-TEX(ゴアテックス)」の違いを解説!

どんな人にどっちの素材がオススメなのかもご紹介しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

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FUTURE LIGHT(フューチャーライト)とは?

まずはフューチャーライトとはどういったものなのか?

メーカー公式HPにはこう記載してあります。

ミクロ単位のポリウレタン繊維を吹き重ねるナノスピニング製法でシート状にした、THE NORTH FACE独自研究開発の画期的な防水透湿素材。非常に高い防水性を維持しながら、一般的な防水透湿素材の約20倍の通気性を誇る特長をもち、行動中の衣服内温度を効果的にコントロール。また、独自のボンディング技術により、薄さとしなやかさ、ストレッチ性を保つことを実現。STOP&GOを繰り返すアクティビティスタイルに適した高透湿通気素材。

引用元:Goldwin

簡単にご説明すると、みなさんご存知のGORE-TEX(ゴアテックス)は

生地と生地の間に物凄く小さな穴が無数に空いたシート状の生地を挟むことによって、防水性と透湿性を実現しています。

ゴアテックスについては、こちらの記事で詳しく解説してますので、より詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

ではノースフェイスのフューチャーライトはというと、

物凄く細かく小さなポリウレタン繊維を、特殊な方法で何度も吹き重ねて一枚のシート状にするのです。

そして吹き付けられた繊維は不規則に隙間を多く作り、空気や水蒸気の逃げ道を作っています。

これにより、優れた防水性と透湿性を実現しています。

ここで疑問に思うのが、「空気の通り道ができたら防風じゃないじゃないか!!」ということ。

しかしこの素材のすごいところは、防風性も兼ね備えながら空気の逃げ道を作っているのである。

「は?」となりそうだが本当のことであり、この技術こそが最先端の防水透湿素材と言えるのではないでしょうか。

着心地や特徴について

フューチャーライトのウェアの着心地はなんといっても「しなやかさ」にあります。

一般的なレインウェアのゴワゴワカシャカシャしたイメージは無くなります。

とてもしなやかで柔らかく、適度なストレッチもあるため動きやすいのが最大の魅力です。

また、フューチャーライトは先述でも説明したように、空気の通り道を作っています

これにより、より優れた透湿性を併せ持っています。

この透湿性の高さは、あのゴアテックスを凌ぐ高さとなっているため、より蒸れ抜けがよく、長時間着用していても快適に過ごすことができるのです。

一方でデメリットもあります。

それは「劣化」「冷え」です。

フューチャーライトはポリウレタン繊維を使用しているため、やはり経年劣化はしてきます。

水に濡れた状態や汚れた状態で放置をしてしまうと、フィルムが剥がれてしまうため注意が必要です。

また、先述でもお伝えした通りフューチャーライトは非常に透湿性が高く、空気の通り道があるため

冬に停滞した状態でいると、体の冷えを感じてきますので注意が必要です。

以上のことから、フューチャーライトはこんな人にオススメです

  • 暑がりや汗っかきな方
  • 蒸れにくいウェアを探している方
  • 着心地を優先する方

フューチャーライトの製品まとめ

最後にフューチャーライトを使用したアイテムをピックアップしてご紹介します。

FL ドリズルジャケット

タウンユースから登山などのアクテビティのレインウェアとしてオススメ

フューチャーライトジャケット

冬山アルパインスタイルやハードシェルとしてオススメです。

RTGフューチャーライトジャケット

バックカントリーシーンに使いやすく、透湿性の高さから着用したまま快適にハイクアップ可能

ウォールライドFLトリガー

ヤギ革を使用ししなやかな着用感のレザーグローブ。

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